工場実習【大変】

製造業界に入社した新卒生が、まず行う仕事はなんでしょう?

 

会社の歴史を学んだり、ビジネスマナーを学んだりと色々あると思いますが、

遅かれ早かれ、まず間違いなく工場で実習することになります。

 

ものづくり企業において、市場へのアウトプットを行う部門を理解することは、

必須ですからね。配属が研究部門であっても、営業部門であっても工場での仕事を

経験することになります。

 

期間は、企業によってバラバラだと思いますが、半年位が多いイメージです。

 

研修方法も企業によって様々だと思いますが、基本的にはOJTだと思います。

仕事をしながら業務の雰囲気や流れを把握していくって感じですね。

 

多くの人にとって工場の仕事というのは、馴染みがなく面食らうことも多いです。

私が最初に思ったことは、案外自動化されていないということでした。

 

AIが全てやってくれて、監視業務がメインなのかと思いきや、全然そんなことはないんですね。一部機械にやってもらっている部分はありますが、手作業でこなさなければならないことが多い現状だと思います。

 

人手不足の企業が多い為、実習生も工数として扱われることもあるかもしれません。

体力的にきついこともあり、最初は中々の試練だと思います。業務整理もされておらず、いわゆるKKD(勘・経験・度胸)でなんとかしている部分も多いですしね。

 

嫌なことも数多くあると思いますが、とりあえず真剣にやってみることをお勧めします。ものづくり企業にいる上で、工場での仕事を肌感覚で理解することは間違いなく価値があります。

 

一つアドバイスをするなら、ゴミ捨てを率先してやることです。

そういった雑用をこなしていく内に、自然と見えてくるものがあります。

 

最初はへとへとになるかと思いますが、がんばってみてください。