製造マンが統計を学ぶ意義はあるか?
ものづくり現場で働く製造マンが、統計を学ぶ意義はあるのでしょうか?
多くの製造現場で必須とはなっていませんが、知っているべきだと思います。
製造現場では、事実に基づき客観的に判断することが重要です。ここでいう事実というのは、データのことです。
データに基づくことで、正確な判断をくだせる可能性が高くなります。データを扱うときに必要になるのが、統計の知識というわけです。
データは測定や観察によって得られた事実を表したもので、ばらつきがあります。同じ規格の製品であっても、サイズや物性値は全く同じではなく、微妙に異なる値を示します。そのバラツキが異常なのか正常なのか判断する為に、統計的な処理を行います。
品質管理の概念は統計学に根差しており、ものづくりをする以上、知っておいた方が良い知識です。QC7つ道具とかもものづくり現場と相性が良いですしね。
知らなくてもものはつくれる為、案外浸透してないのが実情だと思いますが。